〒338-0012 埼玉県さいたま市中央区大戸3-4-7
受付時間 | 10:00~15:00 21:00~22:00 |
---|
アクセス | 浦和駅からバスで10分・南与野駅から徒歩10分 |
---|
生徒が答えを間違えたとき、一般的にはどのように考えるでしょうか。この生徒はなぜ分からないのだろう、どこが分からないのだろうと考えるかもしれません。
生徒がやりたがらないとき、一般的にはどのように考えるでしょうか。この生徒はなぜやる気がないのだろうか、どうしたらやる気をだすのだろうかと考えるかもしれません。ほとんどの場合、生徒の問題として考える傾向があります。
では生徒のどこに問題があるのでしょうか。人は生まれながらにして学ぶ意欲を持っています。与えられたものではありません。そしてありとあらゆるものを学ぼうとします。与えられた学習もできるかぎりの努力をします。
このように、全面的に学ぶことに前向きな生徒のどこに問題があるのかと考えてみても、本当の理由が見つかることはないでしょう。生徒は、学ぶための方法やつまずいたときの解決方法も知りません。生徒たちは壁にぶち当たりながらも、たえず前進し続けようとしているだけです。
教育という視点からすると、教え方に問題があると考えるべきです。生徒が答えを間違えたら、生徒が十分な理解に至るまでの指導ができていなかったということであり、その欠陥を見つけ指導しなおすべきです。生徒がやりたがらないときは、かならず理解できていないことがあります。それは何かをつきとめ、指導し直さなければなりません。
生徒に改善を求めるのなら、生徒に学びかたを指導してからにするべきです。学ぶときは、はじめに何を学ぶかを決め、そしてどのように学べば理解できるのかという方法と、つまずいたときの解決方法を知らなければなりません。このような学びかたの指導を行ったあとでなら、生徒自身に改善を求めてもいいでしょう。しかし学びかたを教えるまでは、生徒に改善を求めるべきではありません。
当塾で長く勉強している生徒の中には「先生、これが分からない」といって指摘してくれる生徒がいます。分からないけれどがんばってやるという発想はありません。分からないところはそのままにせずに、分かるようにしてから次に進むようにしています。7-2=、6-3=といった問題ではすらすらと答えていた生徒が9-3=、9-7=といった問題で分からないと指摘してくれることもあります。そうすると私はその理由を考え、指導方法に改良を加えます。たとえば前段階で完全な理解に至っていないところがあるとすれば、そこまでもどって指導しなおしたり、ステップとステップの間にさらに細かいステップを加えてその生徒が登っていけるようにする、といったことです。
当塾で生徒がプリントをするとほとんど正解です。これは簡単な問題をやらせているからではありません。当塾では、完全な理解に至ったら次のステップに進むからです。完全な理解に至ったら次のステップの内容を教え、そしてプリントに取り組む。このようにして完全な理解をしながら進むことが、当塾の生徒が着実に進歩するワケあり、それを支えるものは、生徒に改善を求めるのではなく、教育として指導をたえず改善しようとする姿勢にあるのです。
〒338-0012
埼玉県さいたま市中央区大戸3-4-7
浦和駅からバスで10分
南与野駅から徒歩10分
駐車場:なし
10:00~15:00 21:00~22:00